抗菌/抗ウイルスとは

2021年6月23日

我々の周りには様々な目に見えない細菌やウイルスが存在しています。
現在世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス」も、プラスチックの表面で7日間も活性を保ち続けることが報告されています。（Newsweek）

普段我々が使う自動車の車内も密閉空間であるため空気が滞留し、細菌やカビが繁殖しやすい環境になっています。
最も手に触れるハンドルは、なんと公衆トイレの便座の9倍もの細菌で汚れているという調査結果が発表されました。

車内で最も汚いのはトランクの中で、約1.27平方センチメートル中に1000個もの細菌が付着しているとのことです。（GIGAZINE）

抗菌とは－SIAA－

このような細菌やウイルスを減らすため、近年ますます注目されているのが「抗菌加工」です。
抗菌とは菌を殺したり減少させるのではなく、表面における細菌の増殖を抑制すること。

身の回りにも様々な抗菌加工商品が増えてきました。

抗菌や抗ウイルスの方法としては、

などがあります。

「アルコールなどによる殺菌消毒」は効果の持続時間が短いという欠点があります。
また「光触媒」も数百ルクスの光源が必要なため、暗い場所では効果を発揮することが難しいという欠点がありました。

そこで考え出されたのが、効果の持続時間が長く、光を必要としない「NRC」の技術です。
塗布面に対し、自然空気循環によって対象物が接触することでナノダイヤモンドの特性を発揮する接触型の触媒なので、光や温度といった環境に左右されることがなく、塗布するだけで高い効果が期待できます。